フェリシモ
半世紀もの間、読書活動のリーダーを育ててきた著者による読み聞かせガイドブックシリーズの第6巻。家庭でのブックトーク、感想文は必要か? などを語る。絵本を卒業していく子どもたち向けの読み物を紹介したリスト付き。
著:山崎慶子
サイズ:15.4×11×1.2㎝
文庫本(ハードカバー)
仕事に喜びを見いだせなかったコルババさんが、小人たちと偶然出会うことによって変化がおこります。無味乾燥に思えた手紙にも真心がこもっているものがあるのです。 心をこめて書かれた手紙のもたらす幸福感――これはいつの時代にもあるのではないでしょうか。
作:カレル・チャペック
訳:関沢明子
画:藤本将
出版年月:2008.03
ページ:62p
サイズ:21.8×17.8×1cm
ハードカバー
カバー付き
カバーにはがれあり
なかなか周囲になじめなくて、もうひとりの自分がいたらいいのに、と思っていた女の子、しいちゃん。しいちゃんがもうひとりの自分に会ったかのように、心安く言葉少なに、一緒にいられたのは、ちょっと風変わりなおばさんでした……。親でも先生でもない、たまにしか会わない大人と、春の河原の土手で過ごした時間。濃密で静かな時間です。それがあったからこそ、しいちゃんは大きくなるにつれて、一歩ずつ自分の世界を広げていくことが出来たのでしょう。淡々としたやさしい風景の中で成長していく女の子を繊細に描いた物語と、少し不思議なシーンが印象的なイラスト。幼い時の震えるような心持ちを懐かしく思い起こさせる絵本になりました。
文:友部正人
絵:沢野ひとし
出版年月:2008.09
ページ数:32p
サイズ:14.8×11.4×0.8cm
ハードカバー
一緒につくりあげた。時間と空間を共有しながら、お互いに物語を産んでゆく。物語は育ってゆく。そんな1冊。「あたい赤ずきん。」で始まったいしいしんじさんの文章。絵はほしよりこさん。「きょうの猫村さん」同様に鉛筆の線。唯一、ずきんだけが絵の具で赤く色づけ。このずきんは人には見えないのだ。だから子どもたちに「赤ずきんってっても名ばかりじゃーん」なんて言われてる。でも、ジローには見えた。遠くにいるジローを想って赤ずきんは待っている。人を想う赤ずきんの姿がとてもいい。誰しも皆、自分がまとっている赤いずきんが見える人を待っているのだ。鋭い嗅覚でかぎ分けながら。透明な犬の用心棒を携えながら。深い思索に富む創作。
文:いしいしんじ
絵:ほしよりこ
出版年月:2008.11
ページ数:32p
サイズ:14.8×11.4×0.8cm
ハードカバー
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