作家=小説を書く人。文芸編集者=小説のためになんでもする人。老舗の大手出版社に勤める彰彦は、過去の人と目されていた作家の素晴らしい原稿を偶然手にして、どうしても本にしたいと願う。けれど会社では企画にGOサインが出なくて――。いくつものハードルを越え、本を届けるために、奔走する彰彦。その思いは、出版社内の人々に加えて、作家やその娘をも巻き込んでいく。本に携わる人たちのまっすぐな思いに胸が熱くなる一作。著;大崎梢サイズ;15×10.7×1.7cm文庫本