百八煩悩というけれど、わけても業の深いのが食欲です。あのとき食べ損ねたメニューへの執着。貧しくてひもじかった頃のあの味覚。まだ見ぬ食べ物への憧れ…。優雅さとあさましさをないまぜにして、イマジネーションはふくらむ一方。空想の食卓は、ただいま大にぎわい。―グルメブームに食傷気味のあなたも満足まちがいなし!エッセイの手だれが贈る45編のひとくち話。著:阿刀田高サイズ:15.2×10.7×1㎝文庫本カバーにスレ、破れ、汚れあり