蓋を開けたら最後、この近江屋に災いが降りかかる…。決して中を見てはいけないというその黒い文箱には、喪の花・木蓮の細工が施してあった―。物言わぬ箱が、しだいに人々の心をざわめかせ、呑み込んでいく表題作。なさぬ仲の親と子が互いに秘密を抱えながらも、寄り添い、いたわり合う「お墓の下まで」。名もなき人たちの日常にひそむ一瞬の闇。人生の苦さが沁みる時代小説八篇。
著:宮部みゆき
サイズ:15.2×10.7×1㎝
文庫本
カバーに破れ、ヤケあり
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Availability: 1 在庫有
- ISBN&(SKU): 4-10-136922-8(A-1963)
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